
全国的に人気の高いコアマンVJシリーズですが、宍道湖でも例に漏れず主力クラスのルアーとなっています。
VJ-16
・全長 90mm
・重量 16g
・フックサイズ がまかつトレブル13 #10
・ワーム コアマンCA-02アルカリシャッド
VJ-22
・全長 110mm
・重量 22g
・フックサイズ がまかつトレブル13 #10
・ワーム コアマンCA-06デカカリシャッド
VJ-28
・全長 113mm
・重量 28g
・フックサイズ がまかつトレブル13 #8
・ワーム コアマンCA-06デカカリシャッド
※公式より抜粋
独特のデザインのジグヘッドに専用のシャッドテールワームを刺して使用するジグヘッドワームです。
VJ (バイブレーション・ジグヘッド)の名の通り、強烈なアピール力とワームの食わせ能力が融合した、シーバスのみならずコチ・チヌ・キジハタ・ヒラメ・青物などなど、何でも釣れる万能ルアーと言えます。
また、その飛距離は最も軽いサイズのVJ-16でも軽く50mを超え、ウェイトによっては更に飛ばすことができるため、河川や港湾部のみならず宍道湖や中海、サーフなどでも問題なく使うことが可能です。
欠点としては魚種やサイズを選べないことと、人気商品のため釣具屋であまり見かけないこと、通販では価格が高騰していることでしょうか。
現状、釣具屋では入荷されても個数制限がかかるケースがほとんどだと思われますが、運良く見かけたら購入しておくことを強くおすすめします。


まずは何よりもワームを真っ直ぐ刺すことが重要です。
ワームが曲がってしまうとリトリーブ中にルアーが全体的に斜めになって泳いでしまうため、セッティング段階だけでなく何度かキャストした後なども定期的にワームの角度とスイムチェックを怠らないようにしましょう。
鉄板バイブレーションほどでは無いもののアピール力が強いルアーのため、基本は遠投してのただ巻きが主となりますが、リーリングスピードを調整したり、グリグリッと巻いて1秒止める・・・を繰り返すようなストップ&GO、リフト&フォールも有効です。
なお、比較的浮き上がりが速いルアーなので、中層〜ボトムを引いて来る場合はロッドを寝かせ気味に、表層を引きたい場合はロッドを立て気味にして巻く様にしましょう。
コアマン代表の泉氏がメディア等でよくアピールされている「千鳥アクション」について簡単に説明すると、何かの拍子にルアーがふらっとバランスを崩した状態のことを指します。
何かの拍子とは一瞬の超高速リトリーブだったりストラクチャーにぶつかった際など様々ですが、シーバスに限らずフィッシュイーターはこの一瞬のふらつきに食性を刺激され、リアクションバイトを誘発することが出来ると言われています。
VJの最大の強みは、この千鳥アクションが潮の流れの変化を受けた際に自動的に発生することにあります。


前述の通り比較的浮き上がりが速いため、よほどのシャロー帯でなければどこでも使用することができます。
ルアーウェイトについては、宍道湖・大橋川エリアはどこもそこまで水深があるわけでは無いため、陸っぱりでは28gを使用する機会はほぼありません。
水深が浅いところは16g、深いところは22gを使用するなど、フィールドによってこの2つを使い分けるのがおすすめです。