
ブルーブルーより発売されているシンキングペンシル、スネコン130Sのダウンサイジング版となる90Sについてご紹介します。
・全長 90mm
・重量 15g
・レンジ 20cm
・フックサイズ #6 x 2
※公式より抜粋
シンキングペンシルの中でもいわゆるS字系と呼ばれるタイプで、ルアーの頭部にあるトサカと非安定型重心により、ただ巻きするだけでS字軌道を描いて泳ぎます。
S字のワイド幅は公式によると10cm〜40cmほどで、基本的にルアーがアングラーから遠くにあればあるほど大きく、手前に戻ってくると比較的おとなしめになります。
飛距離に関してもジョイントではなくワンボディのためそこそこ飛びますが、あくまでジョイクロなどと比較すると飛ぶと言った感じで、せいぜい40m〜50mと言ったところ。
タックルバランスやアングラーの技術により違いが生まれる部分ではありますが、あまり飛距離を求めて使うタイプのルアーでは無いと思われます。

シーバスはとにかくこのS字系に弱いと言われており、ベイトサイズが合う夏〜秋のイナッコパターンなどで大活躍します。
使い方としてはただ投げて巻くだけで気持ちよく泳いでくれるため、基本的にただ巻きで問題ありません。
アップ気味に投げて流れに乗せて巻いたり、ダウン気味に投げて流れに逆らう様に巻いたり、または流してドリフトさせたりなど、基本的にはそこそこ流れのある場所での使用がおすすめです。
特に流れに対して自然に投げ込めるウェーディングで絶大な威力を発揮するルアーと言えるでしょう。
また、レンジは公式では20cmと言うことになっているのですが、ロッドの高さを調整することで表層から40cm〜50cm程度まで潜らせて使うことも可能です。


前述の通り、流れのある場所で使うのが最も有効なルアーのため、だだっ広いオープンエリアよりは、川幅が狭くそれなりに流れが発生するようなポイントでの使用をおすすめします。