【コアマン】IP-13 / IP-18 / IP-26【インプレ】

シーバスのデイゲームにおける鉄板バイブレーションの有効性は言うまでもありませんが、そのイメージを大きく植え付けた張本人(?)と言っても過言では無いのがこのアイアンプレートシリーズではないでしょうか。

スペック

IP-13

・全長 60mm

・重量 13g

・フックサイズ シルバークロー #4

IP-18 レアメタル

・全長 75mm

・重量 18g

・フックサイズ シルバークロー #2

IP-26

・全長 75mm

・重量 26g

・フックサイズ シルバークロー #2

※公式より抜粋

ルアーの特徴

よく飛び、よく沈み、そしてよく釣れる鉄板バイブレーションと言えばこのIPシリーズでしょう。

最初は前後ともにトレブルフックが付いていたのですが、いつ頃からかシングルフックが標準搭載され、名称もIRONPLATE SC(アイアンプレート シルバークロー)となって生まれ変わりました。

ほとんどのシーバスルアーはトレブルフックがデフォルトで搭載されているため、シングルフックにあまり馴染みが無いと言う方も多いかもしれませんが、シングルフックになったことで以下のようなメリットが生まれました。

①トラブルの減少

トレブルフック搭載時のIPシリーズはテーリングや本体にフックが引っかかったりなどトラブルが多く、フルキャストした70m先でいきなりエビってルアーがズッシリ重い・・・なんてことがしばしば起こっていました。

シングルフックとなった現在も全くトラブルレスと言うわけではありませんが、明らかにそう言った現象は改善されたと思います。

②バラシの軽減

パッと見のイメージでは「シングルフックよりトレブルフックのほうが針が多いから魚が掛かりやすくてバレにくそう」と思うかもしれませんが、実は針の本数が多い分だけ力が分散してしまうため、フッキングが甘いと針一本あたりの貫通力が低下し、結果バラしてしまう危険性が高まります。

シングルフックの場合は魚のフッキング率と言う点ではトレブルフックには劣りますが、力が働く針先が一本しかない分針先が貫通しやすく、結果としてバラシの減少に繋がります。

③飛距離の増加

シングルフックになったことで空気抵抗が減ってルアーの飛行姿勢が安定し、飛距離が向上する。

と公式HPに記載があるのですが、管理人的には体感できるほどの劇的な変化はありませんでした・・・。

理屈はわかるのですが、これに関しては技術的な要素も影響するので今後とも練習していきたいと思います(汗)

使い方・アクション

投げて沈めて巻く。これだけです。

リーリングのスピードに変化を付けたり、一瞬ストップさせる、軽くジャークを入れるなど食わせの間を作ることを意識すると更に釣果に繋がりますが、あまりジャカジャカ動かすとテーリングの原因になるためほどほどがおすすめです。

かなりアピールが強いルアーですので、一箇所を攻め続けるよりは広範囲に色々な角度を打って行くのが良いでしょう。

おすすめフィールド

【宍道湖】白潟公園〜宍道湖大橋南岸~【シーバスポイント紹介】 【宍道湖】免許センター前【シーバスポイント紹介】

絶大な飛距離とアピール力を備えているため、大規模河川や堤防などでも十分活躍できるルアーです。

サイズを落とすことで比較的水深が浅いエリアでも使うことは出来るのですが、総じて沈みが速いため根がかりの危険があるポイントでは使わない方が無難だと思われます。

参考動画